こんばんは。今日はiwaki製のウォータードリッパーを買ったのでこれを使って水出しコーヒーの作り方をご紹介します。iwaki製のウォータードリッパーセットはアマゾンで2020年3月29日時点で3180円となっています。

作り方は超簡単で下の方にメーカー推奨の作り方を載せていますが今回はひと手間加えるだけで更に美味しい水出しコーヒーの作り方をご紹介します。

 

今回買ったのは上記のものがセットとなっています。水を入れて滴下するウォータードリッパーとコーヒー粉を入れてろ過するフィルターと耐熱性ガラスのサーバーセットで3180円です。

それからYouTubeでおなじみの高橋ユウ太さんのコーヒー動画で微粉セパレーターを使っていたのを拝見して自分も、茶こしと 茶こしに丁度合うフタ付きのガラス容器をダイソーで買ってきました。

こんな感じで茶こしをのせてフタもキッチリしまるようなガラスの入れ物を買いました。これで粉を入れて振ると微粉がろ過出来ます。超簡単です。

水出しコーヒーの作り方

①コーヒー豆を約45g軽量してミルで挽きます。挽き加減はあまり細かくするとフィルターを詰まらせるので調整が必要です。自分は無印良品の豆から挽けるコーヒーメーカーを買ったのでこのミルで挽いて使用しています。この装置では一番粗びきに設定しているのですがそれでもかなり細かくなります。他にも手動のミルや電動ミルはあるのですが一定の挽き方にならないのでこれを使っています。

②45gの豆が挽けたら何回かに分けて茶こしの上に引いた粉を入れ微粉を取り除きます。フタ付きなのでこぼれずにシェーカーのように振ってもこぼれる事はありません。これで微粉を取り除きます。ここで微粉ロスが出るのでいつも約45gの豆で挽いてます。(微粉を取り除かなければ40gでOKです)ここで微分が、多くなるとフィルターの詰まりの原因になります。ミルで均一の粒度になればいいのですがなかなかそうもいきません。

③微粉を取り除いた粉40gをフィルターに入れます。

④次に水40mlから50mlを3回程度に分けて粉に落として湿らせます。ここで均等に湿らせる為に撹拌します。棒みたいなものならなんでもOKです。先がとがっていたらフィルターを破る可能性があるので注意して下さい。

➄あとは水を300mlサーバーに入れたらポタポタと滴下されていきます。

これでトータルで水が350ml滴下されることになります。メーカー推奨はトータルで約500ml弱の水ですが自分のおすすめは350mlで滴下して終了後はフィルターを外して濃い液が抽出されているのであとは好みで水を追加して希釈します。(残りの150mlを追加してもいいし希釈の水を減らしてもいいし。)こうする事で雑味のないスッキリした味わいの水出しコーヒーになります。全て滴下して濾過するとどうしても雑味が出てくるので。

 

2020年4月4日追記

挽いた粉をメーカーの指定通り行っていましたが40gだとどうしても渋みといった雑味が強く感じられることもありかなり濃く抽出されます。それで挽いた粉を40gから38gに減らして抽出する事にしました。フィルターの目詰まりも防げるし豆も減らせるので一石二鳥です。

それで300mlの水を滴下して終了したらフィルターを外して直接ガラスサーバーに水で希釈します。残りの規定量150ml追加してもまだ濃いように感じます。このあたりは好みで希釈する水の量は調整する必要があります。いつも前日に作ってガラスサーバーの容器で冷蔵庫に入れているのでよく冷えています。従って氷も必要なくギンギンに冷えたアイス水出しコーヒーがいつでも飲めます。このアイス水出しコーヒーをいつもサーモスの水筒に入れて会社で飲んでます。

最高です

2020年5月7日追記

豆を挽く時に少し粗びきにして豆を40gにし、50ml~100mlの水を少しずつ添加し、粉がなじむように混ぜます。均一に湿ってきたらウォータードリッパーに水300mlをセットして滴下します。滴下終了後に好みの濃度に水をコーヒー液の中に直接入れて希釈します。こうすることで雑味のない香り高い最高の水出しコーヒーが出来ます。

 

 

まとめ

今回の作り方はコーノ式 かなざわ珈琲の作り方に少し似ています。コーノ式フィルターを使って抽出するコーヒー量は1/3しか抽出しないというのが特徴です。あとは好みに希釈して飲むという方法です。

最初は説明書通りに作っていましたが結構苦みや渋みといった雑味がかなり抽出されてエグい感じになったのでこの方法にしました。

あと問題点は豆の挽き加減で細かすぎるとフィルターの目が詰まって水がオーバーフローする事が何度かありました。手持ちのミルで調整が必要です。微分を取り除くとフィルターの詰まりを減らす事が出来ます。挽いたコーヒー粉の量も40g→38gにしました。これでも濃い水出しコーヒーが出来ます。

ホットコーヒーもアイスコーヒーも水出しコーヒーも同じですがこれが絶対美味しいという事はありません。個人の好みによるところが大きいです。

ラーメンでもここのラーメンが美味しいと評判でも実際食べてみたらそうでもなくて好みでないと美味しいと思う価値観が個人によって全く違うという事がよくあります。

自分の好みに合ったコーヒーを楽しんで試行錯誤しながら自分レシピを作成するのもコーヒーを作る上での楽しみの一つです。是非チャレンジしてみて下さい。

今回の作り方で作った水出しコーヒーは温度をかけてないので酸化もされにくく会社で飲むのにサーモスの水筒に冷やした水出しコーヒーを入れて会社で飲んでいますが劣化もなく最高のアイスコーヒーを飲む事が出来ます。ホットを水筒に持って行って会社で飲むと、淹れたてのコーヒーとは全く別物のコーヒーになってしまいます。やはり酸化して劣化するのでしょうか。

 

2020年7月20日追記

最近フィルターが詰まってオーバーフローするということもないのでミルの挽きを5段階のうち(無印良品のコーヒーメーカーのミルを使用)上から4番目(細引き)に設定して豆の量を40gにして抽出しています。50mlから100mlの水を少しずつ入れて湿らせて粉を混ぜます。

それから300ml水をセットして滴下します。滴下が終わったら自分好みになるようにサーバーに水を入れて希釈します。好みで水の量を調整します。

滴下タンクの下に箸を2本いれて高さを維持しています。こうする事で滴下の穴が粉に触れるのを防ぎます。

 

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。

 

 

メーカーより

水出しコーヒー

・ゆっくり時間をかけて抽出されたコーヒーは、コクのある、済んだ香高いコーヒー。コーヒーの粉に熱や衝撃が伝わらないため脂肪分の溶け出しがなく渋みの少ない、酸化しにくいコーヒー(保存性がある)

・冷蔵庫で1、2日保存しても作りたてのクリアな味が保てる

・電子レンジで温めて薫り高いホットコーヒーとしてもお飲みいただける

水出しコーヒー