岡山県玉野市に新名所天空の鳥居が完成と山陽新聞(2020年6月完成)に載っていました。遅くなりましたが2020年8月10日にチャレンジしました。天空の鳥居というと香川県西部・観音寺市の「天空の鳥居」(稲積山に鎮座する高屋神社の鳥居)が超有名ですがこちらの玉野市の天空の鳥居はまだ出来たばかりということであまり知名度はないと思います。自分も玉野市に住んでいましたが最近になって知りました。広昌山観音寺という寺も今まで聞いた事もありませんでした。

お寺から巨岩の上にある鳥居が見えるのですが結構近くにあるので簡単に行けそうと思っていました。お寺から山道を登っていきます。イノシシよけの柵でしょうかずっと両端に続いています。途中上に上がる柵をあけて鳥居をめざします。運動靴にスポーツウェア姿、それにカメラの入ったリュックを背中にかついで登ります。

 

 

 

 

 

このお寺から鳥居がある場所まで歩いて15分か20分ぐらいでしょうか。途中から山道というか道という道がありません。一応、岩に経路を示した赤いペンキで→があるのでそれに従って登ります。かなりの急斜面になっているのでとにかく靴が滑る滑る。

最後はほぼ垂直になった斜面ですがここはロープが垂れ下がっていたのでこのロープをつかんで上に上ります。ロープがないと上がれない急斜面です。ボルダリングのような場所です。鳥居のある岩に到着すると岩の上に上がる脚立が置いてありました。

到着した時は息が切れてまた熱中症で倒れてしまうのではないかと心配でした。しばらく座って休憩して岩の上に。自分は56歳ですが運動神経もよくないですが自分でも登れる程度ですがかなりの危険がありました。

意外と小さい朱色の鳥居でしたがよくこんな場所に設置出来たとなあと感心しました。

 

 

この鳥居から降りる時がまた大変です。とにかく滑るので何回か滑り落ちてしまいました。山登りはしたことがないのでわかりませんが、登山靴はスパイクのようなものが付いているのではないかと思いますので登山靴は必要かと。下手すれば命の危険もあります。

スパイクの付いたような滑らない靴に出来たら滑り落ちた時の為に長袖、それから軍手をしていた方がいいかも。カメラも一眼デジを2つとレンズ3つと水筒をリュックに入れての移動だったのでとにかく重たく大変でした。

新名所になるのは難しいかもです。誰でも行けるような場所でもないので。でも景色はいいので一度は行ってみたらいいかもしれません。自分はもう二度と行きたくはないですが(笑)寺にたどり着いた時は服もズボンも泥だらけで手は真っ黒に。

達成感はありました。

 

 

上の方にある巨岩の上の鳥居が見えるでしょうか。

 

くれぐれも注意して登って下さいね。最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウィキペディア(Wikipedia)より
観音寺
所在地 岡山県玉野市築港三丁目14番20号
山号 広昌山
宗派 日蓮宗
寺格 観音霊場
本尊 優生観世音菩薩
開基 正法院日昌上人
正式名 日本随一優生観世音菩薩鎮座之霊場 日蓮宗 広昌山 観音寺
別称 四ツ葉寺
札所等 玉野壱番札所
文化財 優生観世音菩薩

広昌山観音寺(こうしょうざんかんのんじ)は、岡山県玉野市築港の天狗山(広昌山)麓の日蓮宗寺院。本州と四国を結ぶ宇野港を眼下に見渡す、日本随一優生観世音菩薩を祀る。地元では大砂場の観音さんと呼ばれ水子之霊供養や人形供養、ペット供養。お加持祈祷の霊場。

日々、開運や交通安全、家内安全、身体健全の祈祷。赤ちゃんの初参り、100日参り、7・5・3参りのご祈願を行っている。 葬儀、お通夜、法事、年忌法要、水子之霊の追善供養。また、家相、病気相談、赤ちゃんの命名、人形供養、ペット供養、お加持祈祷、ひきこもりの方の悩み相談、不登校の方と共に解決の道を探している。

天狗山の中腹には展望台があり、宇野港や小豆島直島が見渡せる。

天狗山中に広昌天王、最上稲荷を祭るほこらがあり、落ちそうで落ちない岩に受験生が願を懸けるなど、山全体がパワースポットとなっている。

平成30年頃より十字岩を見に海外旅行者も参詣。亀岩とも云われ吉報を示すが何に見えるかは観る人により変わる。

日々、山主が朝のお勤めでお経をあげている天狗山へ自然葬である、散骨や樹木葬が観音信仰に伴い注目をあびてきている。

福山市の寺を当地に移転し、昭和35年寺号公称。親師法縁。

令和元年 境内にあった四つ葉のクローバーの株をふやし、檀信徒有志一同と植栽。別称 四つ葉寺として新しい船出をする。

令和弐年 天狗山山頂へ天空の鳥居を敷設。鳥居までの道はボルダリングのように険しいが絶景。