こんにちは。初心者でも撮れる 一眼レフ マクロ撮影 光を生かす写真術 前回のその3迄すすみましたが今回はマクロ撮影を続けていて、外で風が強くて撮れないとかマンネリ化して面白みにかける、ワンパターンになってきたと思う時がよくあると思います。そんな時にちょっとした小道具を使ってマクロ撮影すれば新鮮で更に幻想的な作品が撮れるようになります。今回はそんな小道具を使ってのマクロ撮影をご紹介します。小道具といってもたいしたものではありません。CDとかDVDの盤と霧吹きの水です。

ごく普通のCDで最近のCDやDVDはカラフルで写真撮影の時は重宝します。このCD盤を室内の光が入る窓際に置いてこの上に撮りたい被写体を置きます。置く位置も真ん中の穴があいた付近に置くと穴の部分が背景に映りこまなくていいと思います。花びらでもビー玉、小物ならなんでもいいです。季節の花では桜、梅、紫陽花等の花びらがあれば面白い被写体になります。まずは撮った写真を見て下さい。

 

 

 

 

 

 

1枚目はCDの上に桜の花びらを置いての撮影です。この桜の写真は霧吹きで水を吹きかけていません。CDに花びらが写りこむので面白い作品になります。2枚目は紫陽花の花びらをCDの上に置いて霧吹きで水を吹きかけて撮影したものです。CDの上に置いて更に水を吹きかけるとCDの盤は逆光で撮影すると蜘蛛の巣と同様に七色に光り幻想的な絵になります。アングルをいろいろ変えるといろんな色彩が出てくるので微調整して花びらの置く位置とかCDの置く位置等を調整して下さい。又水を吹きかける事によって絞りを開放で撮ると(絞り値(F値)の数値を出来るだけ小さい値に設定する)吹きかけた水が玉ボケになってキラキラと輝き綺麗に色彩が出ます。

 

 

 

 

 

 

南天の実をCDの上に置き、霧吹きで水を吹きかけて撮影しました。もう一つはCDの上にビー玉を置いて水は使わず撮影しました。

ちょっとした小道具を使う事で幻想的な面白い作品を撮る事が出来ます。簡単なのであとは撮る方のセンスにかかってきます。

 

 

 

 

 

 

シャボン玉の泡をCDに垂らして撮影したものと梅の花びらを置いて水を吹きかけて撮影したものです。梅の花びらトロピカルな南国をイメージして撮りました。なんか美味しそうじゃありませんか?(笑)

 

 

まとめ

ちょっとした小道具を使っての撮影で普段撮れないような作品作りが可能になります。マクロ撮影した作品も個人で全くイメージが違うので今回のようなボケの範囲が広い作品が好きな人もいればマクロ撮影はとにかく大きくボケの全くない作品の方がいいという人もいます。それぞれ好みの問題なのでどちらがいいとか言えません。写真を全くしていない人から見ればボケの多い写真を見たら何これ?もっとはっきり撮った方がいいという人も沢山いるはずです。

自分の好きなように撮るのが一番だしそれが出来るのがまた楽しく継続出来るのだと思います。こう撮ったら駄目、構図はこうでないと駄目と一方的に言われたら写真を撮る事が嫌になってくると思うので。

写真を趣味にしている方々が上手くなりたいと思うのは当然ですが一番の近道は、いろんな設定で構図もいろいろ変えて沢山撮る事が一番の上達の近道だと自分は思っています。

又、いろんな方々の撮った作品を見るのも上達の近道と思います。自分が撮れないような斬新な構図とか色彩で撮っている人の作品を見る事で自分のイメージ作りが更に高みへと導いてくれるのではないかと思います。

今回はカメラの設定を絞り優先モードで撮っています。

マクロ撮影 次回に続きます。次回はマクロレンズで流水している噴水の水、水しぶきを撮るを記事にしたいと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

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