こんばんは。以前から気になっていた無印良品の豆から挽けるコーヒーメーカーです。値段が高くて買うのを迷っていたのですが32000円から今月久しぶりにホームページを見ると25000円を切っていました。更に期間限定で2万円になっていたので今買うしかないと思いついに買ってしまいました。今日はこのコーヒーメーカーのご紹介です。もうかなりブログ等で沢山の方がレビューしていますが自分の視点で買って良かった点、悪かった点をまとめてみました。

 

経緯

最初コーヒーにはまったのはセブンイレブンの100円コーヒーからです。100円で豆から挽く挽きたて淹れ立てのコーヒーが当時100円で飲めるというまさに感動と驚きでした。いろんなマスコミやプロの評論家も絶賛で自分もあの香り、味、今までにない感動を覚え時間があるとセブンイレブンへいつも行って飲んでいました。特にアイスコーヒーにはまっていました。あの味はなかなか自宅では出せません。

他のコンビニも競争のように美味しいコーヒーをどんどん出してきています。コンビニに限らずマックのコーヒーも。それらがきっかけで自宅で美味しいコーヒーが飲みたいと思い、豆を選ぶのに焙煎所探しからスタートしました。

倉敷にあるパワープラントコーヒーに出会ってそこでいろんな豆を試してみて自分好みの豆を見つける事が出来ました。ガテマラSHBです。豆が見つかって次は本格的な手淹れをする為のドリッパーやポットを買っていろいろ試しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美味しいのは美味しいのですが腕が未熟の為、味の再現性がなく最後には面倒になり手淹れは断念。そして安定した味のコーヒーを飲む為にコーヒーメーカーにはしりました。何個か買って失敗してたどり着いたのがハリオから出しているV60というコーヒーメーカーでした。このコーヒーメーカーの売りが追求したのがハンドドリップの美味しさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このコーヒーメーカーを使って淹れたコーヒーは自分の好みに合う最高のコーヒーメーカーでした。後に無印良品の豆から挽けるコーヒーメーカーと比較対象にします。ハリオのV60を買ってしばらくしてガイヤの夜明けというテレビ番組で無印良品のコーヒーメーカーが紹介されているのを見てそこからとても気になっていました。しかし32000円と高価だったのとハリオV60を買っていたので2つもあっても無駄ということであきらめていましたが今月半ばに価格が期間限定で2万円だったのでついに念願の無印良品の豆から挽けるコーヒーメーカーを買いました。前置きがとても長くなりましたがそもそもハリオのV60では何故駄目なのかということ。1番がタイマー機能がなかったのとミルが付いてなかった。この2点です。タイマーがあれば豆と水をセットすれば朝起きた時にコーヒーが出来ていてすぐに飲めるというのに憧れていました。それもミル付きで全自動。ハリオV60の時は朝起きて手動ミルを使ってガリガリ豆を挽いてセットしてコーヒーを作るという朝の忙しい時間帯に時間が惜しくなってしまいました。

それを解消するのが無印良品のコーヒーメーカーです。皆さんもガイヤの夜明けのテレビを見て絶対欲しいという方がかなりいたと思います。発売当初はなかなか手に入らないと聞いています。

という訳で現在はハリオのV60と無印良品の2台のコーヒーメーカーがあります。

それでは無印良品のMJ-CM1を買って良かったと思う点と悪かったと思う点を自分の視点から感じた事を記載します。

 

買って良かった点

①タイマーが付いて朝起きて飲みたい時間にコーヒーが出来ている(挽きたて淹れ立て)→現在はこのタイマー機能は使用しておりません。追記を参照して下さい。

②フラットカッターミルが付いているので豆から挽いてくれる。このミルは均一な粒度になり5段階に調整出来るので素晴らしいミル(これが一番の売りかも)→しばらく使用してみて挽いた一番粗びき設定で豆挽いた豆を茶こしで微粉を取り除いてみると結構な量の微粉が出ます。

この2点につきます。フラットカッターミルについては後で無印良品のサイトから抜粋したものを貼り付けましたので参考にして下さい。

③他に30秒の蒸らし機能や斜めシャワーのドリップ

④ドリッパーが扇形(台形型)なので抽出されたコーヒーは雑味や苦味が少ない。(この部分も好みによります。ドリッパーについては後に記載します。)

⑤タイマー予約で豆から挽いてコーヒーを作る事も出来るし粉からコーヒーを作ることも出来ます。ミルだけ使用というのも出来るので用途に合わせて使い分けが出来ます。

⑥豆の量、水の量、挽き調整を一定にすれば安定した美味しいコーヒーがいつでも飲める。(味のばらつきによる失敗がない)

買って悪かった点

①豆本来の香りを引き出すのに最適な温度管理の87度となっていますが冬場の寒い時は87度だと少しぬるく感じます。これは個人の感想で好みの問題です。カップ類も温めてないと駄目ですね。ハリオV60は高温抽出で93度だったのでこれで慣れていると冬はつらいです。温度が選べたらいいのですが。→真冬は電子レンジで少し温めて飲んでいます。

②タイマーで自動で挽いてくれるのはありがたいですがミルの中に粉が結構残っているのでコーヒー豆が結構ロスします。これはもったいないです。全自動コーヒーメーカーの宿命でしょうか。市販の自動ミルや手動ミルにしても中をポンポン最後にたたいて出すので粉のロスは最小に抑える事が出来ます。ここがタイマー使ってのミル挽きに欠点があります。タイマーにしない場合はミルを分解して中に残った粉を出す事が出来ますが。

③ 良かった点の④にあげた部分ですが扇形のドリッパー抽出なので豆の量が多く必要。ハリオV60の円錐のドリッパー抽出と比較して。 後にドリッパーの事を記載します。ハリオV60の円錐ドリッパーだと少ない豆で抽出できるので経済的に利点があります。ただ苦味や雑味も抽出するようになるので豆の挽きかたが重要になります。

④最初買ったばかりの時は操作が複雑でわかりずらく失敗してしまった。操作方法、器具のメンテナンスの事で何回も問い合わせして無印良品に確認しました。もっとわかりやすい説明書と操作が簡単なら良かったのですが。あとは慣れるしかないです。

⑤ミルをばらして掃除するのが苦になる方がいると思います。1回コーヒーを作っただけで結構ミル内に粉がたまるので。

⑥ドリッパーの上にろ紙セットするのに左側、水を入れるタンクが右側にあるので両サイドのスペースを確保しないといけませんので買う時は注意が必要です。あとミルも内蔵されているのでかなり重たいです。

⑦コーヒーが出来ましたよ~という終了のブザーがないのでわからない。液晶のバックライトが点滅から点灯に変わると出来上がりですが離れていると全くわかりません。ブザーぐらいは欲しかったです。→これはかなり不便です。

 

 

 

 

 

 

 

 

その他気になった点

良かった点、悪かった点以外にその他として自分以外の家族が感じている事や口コミで多かった点、注意点等

①ミルを挽く時の音が大きすぎる。自分は手動と電動のミルを持っていていつも使っていたのでこんなものだと思っています。タイマーでセットしてたら2階に寝室があるので1階からはかすかに聞こえる程度です。テレビを見ながら近くでコーヒーを作るのは厳しいです。自分の意見として音は許せる範囲内ですがミルの挽き時間が結構長いです。終わっているのに運転が続いている。これも出来るだけ豆が残らないようにするためでしょうか。その場にいたらちょっとイラッとします。→最近タイマー使ってないのでその場にいると爆音になります。

②まだ使い始めて数日しか経過してないのですが口コミでは豆が途中でひっかかったりして残っている。全てミル内へ落ちてないという事象が結構な頻度で起こるそうです。これは深煎りの豆を使うと油分が多いのでくっついて落ちないというのがよくあるそうです。深煎りは使わないほうが良さそうです。自分は中煎り豆を使用しているので今のところ大丈夫です。出来たら無印良品の豆を買って下さいということでしょう。

 

次にドリッパーの特徴

HARIOのドリッパーの特徴は円錐型。HARIOの名前を広めたV60ドリッパーの名前も円錐の角度が60度であることからつけられたようです。円錐ドリッパーはコーノ式が有名です。

 

また、お湯を注ぐスピードを変えると、コーヒーの味を変えることができるのも特徴。ドリッパーのミゾが上の部分までついているので、空気の空間ができています。そのため、空気が抜ける道ができるんです。
円錐型のドリッパーにお湯を入れると、お湯が中心に向かって流れていきます。そのため、コーヒーの粉に触れている時間が長くなるります。
また抽出穴は1つの大きな穴。そこからペーパーの先端が出る仕組みになっているので、ネルドリップのようにペーパーから直接落とすことができようです。

 

 

これが無印良品のコーヒーメーカーの扇形(台形)ペーパー。こちらのほうがメジャーでしょうか。

 

ハリオV60の前はこのタイプでした。同じ豆の量で同じ挽き加減の粉を使用して水も同じにして抽出すると円錐ドリッパーのほうが豆が少なくてすみます。雑味や苦味も出やすいので挽きを少し粗くするか豆の量を減らすかで調整が必要です。ハンドドリップの場合はプラス水を注ぐスピードも関係してきます。

逆に無印良品のコーヒーメーカーが採用している扇形ドリッパーはマイルドに仕上がる為、苦味や雑味はかなり軽減されます。濃くしようと思えば豆の量を増やす事が重要です。以前と同じ2カップ分作るのに結構豆の量が必要になりました。

 

円錐型と扇形型ドリッパーは一長一短があって好みの問題になりますが自分は円錐型の方が好みです。

 

まとめ

悪かった点を沢山上げましたが、タイマー機能が付いて全自動でタイマーをセットして豆と水をセットしていれば飲みたい時間に毎回一定の味に出来上がっているというのがこの上ない贅沢です。これはやみつきになります。→下記の追記を参照して下さい。

コーヒーの味は個人によって全く違うので自分の好みに合ったコーヒーが出来るように器具とか豆の量、挽き加減等の調整が必要になります。自分好みに調整して贅沢な朝のコーヒータイムを過ごしましょう。

今は セブンイレブンの100円コーヒーの販売機が自宅に欲しいところです(笑)

2019.12.9追記

使用開始して約1ヶ月が経過しましたが豆がミルに落ちない現象が2回ありました。深煎り豆は使ってないのですが。タイマーセットして朝確認したら豆が残ってる。薄いコーヒーの出来上がりです。見ている時はつついて落とせばいいですがせっかくのタイマー機能があるので朝起きた時に出来上がっていたらと思ってこのコーヒーメーカーを買ったのだからここは致命的です。改善の余地ありです。

2020年1月1日追記

豆がミルに落ちない現象は増えてきました。最近は夜にセットして朝起きてボタンを押すようにしています。せっかくのタイマー機能が付いているのにもったいないですが超薄いコーヒーを捨てて作り直しよりましなので。朝ボタンを押して豆がミルに落ちるまで確認しています。途中で豆がつまると手でつついて落とすようにしているのですが見ている時にかぎってスムーズに豆がミルに落ちています。ここの部分は改善が必須です。

あと使っていてとても不便なのが買って悪かった点にあげていますがコーヒーが出来上がりましたというブザー(音)が鳴らないという不便さ。スマホで着信があっても鳴らないのと同じような不便さ。なんでこの出来上がりのブザーがないのか不思議です。過去のコーヒーメーカーは全てブザーが鳴っていたので余計に思います。

2020年4月18日追記

最近水出しアイスコーヒーにはまっているので深入りに煎った豆を買って使用しています。タイマー機能はかなりの確率で豆が落ちない現象になるので現在はもったいないですがタイマー機能は使用中止しています。あきらかに改善の余地ありです。水と豆とろ紙、サーバーを前の夜のうちにセットして朝はボタンを押すだけの状態にしてます。優秀なミルですが一番粗びきに設定していても茶こしで微粉を取り除くと結構な微粉がとれます。とりあえず豆の量と水の量を正確に計量し、豆の挽き具合も自分好みに設定すれば一定の味になるのでとりあえず満足しています。しかしタイマー機能が使えない、出来上がりを教えてくれるブザーが鳴らないのはかなり不便です。改善された製品に期待します。

 

 

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

 

 

以下無印良品のサイトより

 

めざしたのは、プロが淹れる味と香り。
忙しい朝でも、コーヒー専門店で味わうような
1杯を楽しめます。

フラットカッターミル

平行に並んだ固定刃と回転刃が、豆を一粒ずつ挟んでゆっくりと挽きます。摩擦熱が少ないので、豆の香りを損ないません。

87℃の温度管理

抽出するお湯温度が高いと苦味が強く出やすいため、酸味と苦味など味のバランスと豆本来の香りを引き出すのに最適な「87℃」で温度を管理しています。

30秒間の蒸らし

豆の成分をしっかり抽出するのに必要な「蒸らし」の工程も、ハンドドリップと同じように行います。

斜めシャワーのドリップ

カップ数に応じた粉の量に合わせて、6つの穴から内側に向け斜めにお湯をシャワーします。これで、「蒸らし」で膨らんだコーヒードームの壁を崩さずに抽出を行います。

20分だけの保温機能

コーヒーは、長時間保温すると味が劣化してしまいます。挽きたての豆を丁寧にドリップしたコーヒーは冷めても美味しいですが、淹れたてを味わってもらいたいので、保温時間を短く設定しました。

便利なタイマー機能

コーヒー豆と水、紙フィルターをセットしておけば、設定した時間に動き出し、自動で淹れたてのコーヒーが楽しめます。

豆の挽き方は5段階

コーヒーは、豆の挽き加減によって味が変わります。粗挽きから細挽きまで5段階から選べるので、自分の好みと豆に合わせた挽き方を見つけてください。

選べる淹れ方

豆から挽いて淹れる方法の他に、粉から淹れる機能と豆を挽くだけの機能もついており、ミルとして使ってハンドドリップを楽しむこともできます。

全部おまかせのコーヒーメーカーで、
しっかりおいしく淹れるコツ

新鮮な豆を使う
美味しいコーヒーを淹れるための一番の条件は、豆の鮮度にかかっています。お店で購入した豆は、開封前でも出来るだけ早く使うこと、開封後はあまり酸素に触れないよう密閉して保管し、2週間以内ぐらいで使い切ることが理想です。
豆の量を計量する
コーヒーは豆とお湯の量によっても、抽出される味のバランスが変わってきます。付属の「計量カップ」を使うと、1~3杯分の豆の適量を量ることができます。また、湯沸し容器には目盛どおりの水量を入れてください。
豆にあった
挽き加減を見つける
コーヒー豆は種類、鮮度や焙煎などと組み合わせて、挽き方の粒度によっても味が大きく変わってきます。同じ豆でも挽き方をいくつか試して、お好みの味を見つけてください。

 

 

原産国・地域 日本
外寸 幅14.5×奥行28.5×高さ34.5 重さ約4400g
容量 520ml
型名 MJ-CM1
部材ごとの素材 本体:PP ステンレスパネル:SUS__ミルAS
主な機能・性能 フラットカッターミル方式、タイマー機能
付属物情報 お手入れブラシ/計量カップ
重量(梱包材含む) 約5.60kg